ハンドメイド作品を売りたいけれど、最初に何をすればいいのかしら?
ハンドメイド作品の販売サイトに登録するのが便利で簡単です。
でも、その前に準備しておきたいことがあるので紹介しますね。
ハンドメイド作品を売ろうと考えてネットで調べると、minneやCreemaなどの販売サイトに登録するようにと書いてあります。
登録するのはとても簡単ですが、その前にやっておきたいことをいくつか紹介します。
ハンドメイド作品の販売サイトに登録する前に準備しておきたいこと
自分がどんなものを売りたいか(作りたいか)を決める
「なんて当たり前のことを書くのか」と思われる方も多いと思います。
登録する前にしっかりと自分のブランドのコンセプトを決めておかないと、自分のブランド名、作家名を決めるときに困ります。
適当な名前で登録してしまうと後で変更できないものもあります。
どのサイトでも、何十万人の作家さんが登録しています。
しかもプロ、セミプロの方も大勢登録している中で、自分の作品を買ってもらうためには他とは違った個性が必要です。
なんとなく流行りのものを作って登録しても、競争相手が多すぎて閲覧されることもなく放置されてしまいます。
自分のブランドにポリシーを持って、他の人の作品とは違う何かを見つけましょう。
私の場合手芸全般は好きでいろいろなものを作ってきたのですが、販売サイトを見てみるとポーチやバッグなどの作品は多数出品されていました。
何か他の人とは違うものを作ろうと考え、ビーズを細かく編み込んだアクセサリーを販売することにしました。
ビーズを細かく編み込んだアクセサリーは自分用に購入しようと思っても、どこにも売っていないので自分で作っていました。
それを作って自分のブランドにしようと考えたのです。
これは、あくまでも私の好みなので、同じ好みの方がどれほどいるかはわかりません。
自分を信じて作っていくしかありません。
ただ本当に自分の作りたいものを作っていると、売れなくても楽しいので是非自分のテーマを決めてください。
作家名、ブランド名を決める
自分のブランドのコンセプトが決まったら、それに合わせた作家名、ブランド名を決めましょう。
これらもせっかくの機会なので、長く使えるようにしっかり考えましょう。
私の場合、キラキラ光るビーズアクセサリーを作りたかったので、光という言葉は入れたかったことと、花が好きなので、光と花を入れた言葉を探しました。
和風の名前よりは洋風の名前ということで、英語やイタリア語、フランス語の辞書で調べて、Luciaという名前が光を現すことから、作家名はLuciaにしました。
ブランド名は fiore di luce(イタリア語で光の花)にしようと思いました。
でも全くの素人が変なイタリア語を使うのは恥ずかしかったので、イタリア語を習ってる友人を通してイタリア人の先生に聞いてもらいました。
fiore di luceは長くて言いにくので、FIORDILUCE(フィオディルーチェ)と一つにして、DIだけ色を変えると良いという大変素敵なアドバイスをいただきました。
この作家名、ブランド名を決めるのに1,2ヶ月かかりましたが、自分ではとても気に入っているので、時間をかけて良かったと思っています。
ブランドのロゴを決める
作家名、ブランド名が決まったら次はロゴを作りましょう。
これもブランドのコンセプトに合うようなイラストを組み合わせたり、色を塗ったりして自分なりに満足して、長く使えるものを作れると良いですね。
私は絵を描くのが得意な娘に頼んで、光と花をイメージしたロゴを作ってもらいました。
ブランドロゴはこんな感じに決まりました。
とても気に入っています。
全て自分でできる人もいるかもしれませんが、私の様に自分でできないところは周りの人を頼って作っていけると良いと思います。
ココナラのように、ロゴを作ってもらえるサイトもありますね。
IDまたはURLを決める
実は作家名、ブランド名を決めるよりも大事なことです。
作家名は後からでも変更できますし、他の人と同じでも問題ありません。
ただ、IDやURLは一度登録すると変更はできませんし、登録するときに既に使われているものだと登録できません。
そこでせっかく決めた作家名、ブランド名からいくつか候補を作っておくと良いと思います。
私は何も考えないで登録を始めたので、IDのところでなかなか決まらず何度も登録をやり直してしまいました。
じっくり考えてから登録してみてください。
メールアドレスを取得する
登録したメールアドレスには、購入された時、メッセージ、お気に入りに登録された時、フォローしている作家さんの新作が登録された時など様々な連絡のメールが届きます。
また、毎日ピックアップされたおすすめの作品情報も届きます。
もちろん今使用しているメールアドレスでも構いませんが、フリーメールのアドレスでも登録できますので、せっかく考えた作家名などを使ったメールアドレスで登録しても良いかもしれませんね。
自分のブランド名のメールアドレスを取得するとちょっとうれしいです。
ただ、これは本当にどちらでも良いのでお好きなメールアドレスを登録してください。
銀行口座を決める
作品が売れた時に振り込まれる講座です。
これももちろん既にお持ちの口座で構いませんが、生活費等に使っている口座よりは、ハンドメイド作品専用の口座があった方が売り上げを確認しやすいのでおすすめです。
私の場合はほとんど使っていなかったゆうちょ銀行の口座が一つあったので、それを使っています。
まとめ
いかがでしたか?
「ハンドメイド作品を売りたい」と思ってもいろいろ準備することがあります。
販売サイトに登録する前にはコンセプト、作家名、ブランド名などを決めておいた方が良いですね。
せっかく作家デビューするのですから、素敵な名前を考えてください。
それだけでも楽しいですよね。