【テグスのクセを直す方法】ビーズアクセサリーをきれいに編むために

作成技術

ビーズアクセサリーをテグスできれいに編むためには、事前にテグスクセを直すことが重要です。

今までは自分の趣味で作っていたので、多少うねりがあっても気にしなかったです。

でも今度はお金をいただいて購入していただくのですから、うねりのないきれいな作品に仕上げなければなりません。

最初のうちは仕上がってから熱をかければ直るだろうと安易に考えていたのですが、仕上がってしまってからは何をしてもなおりませんでした。

テグスは繊細なので一度使ってクセがついたものや、折れてクセがついたものはなおりません。

ここでは新品のテグスのクセの直し方と、編んでいるときについてしまうクセについて説明します。

【テグスのクセを直す方法】ビーズアクセサリーをきれいに編みために

新品のテグスのクセの直し方

テグスはたいていの場合はプラスチックのケースなどに巻かれて売っています。

そのケースの丸いクセがついていますので、これをなおしておきます。

いろいろやってみて一番楽できれいにクセが取れる方法は熱湯にひたし10分ほどおくことです。

小さなお皿でいいので熱湯にテグスをひたしておきましょう。

2mぐらい長いものでも一度に浸すことができるので、長さに関係なく一度にクセをとることができます。

取り出した後は、両端を持って一度ピンと引っ張っておくだけで、クセが戻ることもありません。

すぐに乾くのでわざわざふき取ることも必要ありません。

長いテグスを取り出すときには、からまないように気をつけてください。

からんでしまって結び目などできてしまうと使えなくなってしまいます。

また、ナイロンは水を吸うとも言われていいますが、作品作りには全く問題ありません。

他のサイトで「ドライヤーで熱をかけてクセをなおす」と書いてあったのでやってみましたが、その方法ではクセをなおすことはできませんでした。

そして最悪なことに、ドライヤーの裏側の吸気のメッシュのところにテグスが入ってしまい、羽に絡みついてドライヤーが壊れてしまいました。

このような事故もありますので、ドライヤーでクセをなおすことはやめておきましょう。

編んでいるときにクセをつけない

クセをつけないように気をつける以外ありません。

いろいろ試してみましたが、行きついた先は地道にクセをとることでした。

真っ直ぐに編むタイプのものでしたら何も気にする必要はありませんが、私の先品の中でもトパーズ色のチョーカー、アメジスト色のチョーカー、ポピーのチョーカーなど、何度も戻って編むような作品はとても気をつかって編んでいます。

テグスの向きがまっすぐになるように、クルクル回してクセをとりながら編みます。

机の上に平らに置いて編むとクセがついているかどうかわかるのでおすすめです。

難しくて気を使わなければいけない作品が、きれいに仕上がった時には達成感もありますので是非頑張ってみてください。

まとめ

テグスのクセを直すことは、ビーズアクセサリーを作るときにはとても大事なことです。

とても地味なことに見えるかもしれませんが、せっかく作った作品を気持ちよく使っていただくために是非やってみてください。